ピアノ、リトミックを習うとどんないいことがあるの?
- kanakitagawa1011
- 7月15日
- 読了時間: 4分
1⃣ピアノを習うメリットって何でしょう?
何となく、昔から「指先を使うから頭が良くなりそう」と言われてきましたね。
それは最近、脳科学の分野や医科学的分野でも、真実であるということが明らかになりました。
ピアノを弾くためには、まず右手と左手合わせて10本の指をバラバラに1本ずつ独立して動かせるようになる必要があります。
「指先」というのは、身体の中で一番、脳の伝達にダイレクトにつながっているといわれています。
プロ棋士の藤井聡太さんが育った「モンテッソーリ教育」は、子どもの自主性を育てることで有名になりましたが、そのイタリアの医師であるマリア・モンテッソーリは人間の親指・人差し指・中指の「第三指」についてこう言っていました。
「人間の第三指はそのものが第二の脳である」
指先を育てると、脳の配線回路までがすべてバランスよく変わります。
また、楽譜に書いてある音符を1つずつ目で追いかけながら、指も同時に動かすので
「目と手の協応」する力が育ち、先の未来を考えながら計画・判断し、構成する力が育っていきます。
ピアノを演奏する時、演奏者の脳は以下のようになっています。
①音を聴き、❝想像力を働かせる❞ことで聴覚イメージ化する側頭葉(情景や動物の動く様子など)
↓
②計画・判断・構成する前頭前野(どのように動くか考えながら弾く)
↓
③感情表現する辺縁系(一音一音、気持ちや感情を乗せて弾く)
楽器演奏は脳の構造を変え、創造性を高める唯一無二の神経トレーニングだという研究が明らかになりました。
ピアノを習っている人とそうでない人の決定的な違いがあります。
①右脳と左脳をつなぐ「脳梁」が太く頑丈なものになる。
②神経細胞シナプスを増やす。情報伝達スピードを上げる
③灰白質(神経細胞の密度)が15%増える ※FMRI研究
④ワーキングメモリー(短期記憶)が高められるのでIQが20%以上高くなる
では、“いつから”始めれば一番最適なのでしょう?
<ハーバード大学の研究グループによる研究結果>※(P.15-19)によると、
例えば、7歳までにピアノを始めた人と、7歳以降にピアノを始めた人では、前者の方が聴覚野の神経細胞の数が多いことが知られている。
音感は9歳までにほとんどが決まるという意見もあるし、音楽の訓練を始めた年齢が早いほどピッチを正しく認識したり、リズムを正確に感じ取る能力が高い。
つまり、「脳の柔らかい」乳幼児期にたくさん音楽を聴いて感じて表現する経験をすると、その後の人生で音楽だけでなく様々な世界を楽しめる❝一生の財産❞となるということになります。
2⃣リトミックを経験するメリットって何でしょう?
「リトミック」とは、スイスの作曲家であるエミール・ダルクローズが世界に提唱した「音楽を楽しく、正確に感じるための教育法」です。
彼はよく、こう言いました。
「音楽は、心の中で感じて表現するもの」
「音楽のすべては、体の第6感の筋肉で感じよう」
「ピアノを弾く時は、頭の中でリズムを感じてはいけない。必ず❝リトミック❞をしてからピアノを弾いた方が体の細胞すべてが喜ぶ正しい音楽表現が出来る。」
「筋肉」で体験学習をすることで、当たり前のように理解できる。
この彼の音楽に対する概念を、私も受け継いでリトミックをピアノレッスンに取り入れました。例えば、音楽に最も必要不可欠な拍子、拍、リズム、音程、フレーズ、和声。
このすべてを頭の中だけで計算して弾くことは不可能です。
例えば、4分音符は8分音符の2個分。タン、タン、タンとメトロノームに合わせて(延々と)たたきましょう。→この指導法はほぼ、昭和のものでした。
現代では、まずリズムはリトミックを通して❝聴覚❞❝触覚❞❝視覚❞から取り入れます。
そして、音楽理論はその後からついてくることで、音楽そのものの面白さを五感で体験できます。子どもたちは、大人が思っている以上に“動くこと”がとても大好きです!
そして、視覚を最大限に利用して、子どもたちの大好きなアイテムたちを使って、まるで❝遊びのような❞感覚で音楽を吸収していけます。
子ども達は、“なんでも吸収してしまう達人”です。
リトミックをすることで身につく力。それは、
①集中力・記憶力・思考・判断力
②協調性・順応性→聴く力が育つことで自己肯定感が上がる。相手のことも認める力。
③社会性→自分とは違う見方が育ち、物ごとを客観的に見れる
③ワーキングメモリー(短期記憶力)の発達→聴いたリズムを一時的に記憶する力が育つ
④表現力が豊か・人柄もリズミカルで豊かになる
です。
自分だけではなく、相手のことも認める力。自己中心的な考えから、友達のことも思いやれる気持ちが育ちます。

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